EUの旅行者入域制限緩和

EU 加盟国以外の国々からのEUへの渡航制限を緩和するとの発表がありましたがドイツは早速全て緩和ではないとの態度を表明しています。こうしたことは相互主義ですので

日本がEU内国籍者の入国を同様に認めなければ日本人の入国は拒否されます。ドイツの南東の隣国オーストリアですが昨日在日オーストリア大使館のHPを閲覧すると日本についての言及はなく中国が同様措置を講ずるなら中国人のオーストリア入国を認めるとなっていてこれに観光客が含まれるのかどうかもはっきりしていません。ドイツ同様入国できるものとしていくつかの項目が挙げられていて内容はドイツのと全く同じです。

日本人の観光先として大人気のイタリアですが昨日(7/01)領事部に照会したところ直ぐ返事が来てEUガイドラインではあるがイタリアとして何か決めるのは時期が早すぎるとしています。決まっているのは入域者には7/14までは入国後隔離を要求するがそれ以後はこの義務は解除とあります。領事部ではイタリア旅行日時が決まったらその少し前に最新の情報を問い合わせるよう要請しています。EUシェンゲン条約国はどこか一国で入国すれば加盟国間は国境検査がありませんので日本人が以前のように自由に訪欧できるまでにはかなり時間が要るのでは思われます。

中国人ですが観光地を抱える国々では価値が分かろうが分かるまいがとにかく買い物をしてくれる中国人に早く来て欲しいのかもしれません。中国はCorona発祥の地以外にも

昨日は香港の高度の自治をつぶす法令を施行しEUからも非難を浴びてますが任期満了で

交代した前ドイツ出身の委員Oettinger氏は中国との関係は更に密にする必要があると

以前と変わらぬ言うなれば媚中の態度満開です。EUとの定期協議の延期.中EU投資協定も締結される(但し近い内ですが)かどうか不明な段階ですが中国人観光客の扱いどう

なるか今後も注視です。対日本人よりも早く決着すると想像しています。日本政府は

EUの緩和政策に呼応するのか成田羽田関西3空港にPCR検査場を開設するとのことで入国者の防疫に本腰を入れ外国人が入国しやすくするのかも知れません。