EU渡航制限緩和対象国リスト発表

7月1日からEU域内へ入れる対象国のリストが発表されてます。具体的な入域可能条件は追って発表となりますがさっそくネットでは罵詈雑言が書き込まれてます。EU加盟国の中で最近クラスターが発生した国もありますが感染の状況を日本の報道機関は取材能力の問題でしょうあまり具体的には書かれていません。ドイツGuetarslohの感染は食肉処理場で発生.従業員はルーマニアブルガリアからの季節労働者が多く劣悪な居住条件を強いられていて少数の感染者から伝播して行ったようです。翻って東京で毎日50人を超す感染者が出ていますが多くが一種の性風俗が感染源ではネットで罵詈雑言を書く人達は状況もよく理解せずに書き込んでいることになります。8月に欧州旅行を考えておられる方々は感染が発生した場所が観光客が行くようなとこかどうか調べてそこに近寄らねば神経を尖らす必要はないと思います。ドイツ慣行で食肉処理場へ行く人っていないでしょう。街路での感染ではないことを理解する必要があると言う事です。この間

オーストリアSalzburgで小規模クラスター発生がありましたが感染者はロータリークラブの夕食会に参加した人たちで発生した場所はStift St.Petersという伝統的なレストランで日本人観光客で行く人はいない場所です。EUの制限解除はモウ6月11日のEU域内担当委員が発表していますから目新しい話題でもありません.それより日本側の優柔不断なやり方の方が責められるべきでしょう。日本からEU渡航し2/3週間後に帰国した人たちにはこれこれの点で協力を願う事にします(具体的に何処の都市で滞在したか滞在期間はどれくらいだったか申告しておく.帰国後居住地で帰国者接触者相談センターで抗体検査なりPCR検査を受け結果を入国空港の検疫所に知らせるなどがあります)ぐらい先立って発表しておく知恵すらないんですかと言いたくなります。

因みにコロナ禍発生時欧州諸国の対応は素早かったですが日本はどうだったですか?

欧州は黒死病などと言われた感染症に見舞われ対処してきた歴史と対処のノウハウが

あると言っていいでしょう。片や日本は慌てうろぶりが顕著で下よね。専門家会議とやらも何だか権限がるのかないのか言ってることはムニャムニャ分かりにくかっただけですよね。しかも国立感染症研究所がやんごとなき帝国大学出身官僚の天下り先としての役目が大きかったりで話にならぬ話でしょう.例えばドイツには非常に見識の高いRobert

Koch Institutという機関がありドイツのTVで見ているとわかりやすく状況をしょっちゅう発表していました。

 

検査を受けるよう要請とかがあります)