昨日10月3日は東西ドイツが統一を果たして30周年の記念日になります。ドイツのTVは統一までの国際的な根回し.統一を助けた米国十当時のソ連ゴルバチョフ大統領の言動

当時のHelmut Kohl首相の演説などを特集放送していました。当日シュタインマイヤー

大統領の記念講演がありました.勿論その内容の高潔な物でした。片や日本の首相の言動はどうでしょうか?前首相はオトモダチの一人が巨額詐欺で逮捕され.目をかけたいご贔屓議員夫妻は選挙超級的違反で逮捕公判を受ける身.新首相のご一声は「俺の言う事に

反対する役人は流刑で島流しにしてやるからそう思え」

ドイツも日本も第二次世界大戦で敗れた国。日本は統計数字的には進んでいますが国際

政治の中では重さが違いすぎます。新首相たるものこれ国を背負っていくべき30/40台の人達に訴える言動皆無とは情けなさすぎますね。

EU諸国の日本人入域制限。9/28オーストリア政府は日本からのオーストリア入国者への制限を撤廃しました。オーストリア入国に際してこれまで必要だったコロナ

非感染証明と入国後の自主隔離義務もなくなりました。日本発でオーストリアへ入国する場合は日本に入国前10日間滞在していたことを証明する必要があります。

イタリアはかなり以前から日本人の入国は理由を問うことなく許可されていましたが

(観光入国も問題なし)一度イタリアへ入国後他の国へ出国しイタリアへ再入国する

場合は10日間の自主隔離が要求され隔離場所までの公共交通機関利用はできないことになっています。

オーストリアですが現在ドイツ他3か国程度がWienとTirol(州都インスブルック他数か所)について渡航危険地域指定をしています。

 

コロナ水際対策

コロナ問題について西田准教授の記事二編がネットで公開されてます。これを呼んで思うのですが日本の対応のグダグダは事実でしょう。初期対応に失敗したのは事実ですが

特定の思想を持つ方々のネット記事では判で押したように外国は日本の対応を称賛しているとなります.この方々が外国の報道をその国の言語で理解できてるとはとても思えない話で欧州のMediaでは日本の感染状況は検査が行われていない故に不明だが基調になってます。日本政府は入国拒否国を緩めず帰国者には水際対策として空港で検査を受けやれあちこち触るな座るな乗り物に乗るな家から出るなとどうだ俺たちのこの完璧(と自分たちだけで評価しあっているのが実態)さを見てくれ式になってます。この防疫方法は外国でも行ったり行っていた方法ですが日本と根本的に違うのは希望者は自ら検査を受けに行ける態勢が整えられつつ(あるいはすでに整えた)ある点です。Frankfurt空

港Wien空港には空港を出たすぐのところに検査所を設けてて不安な人はPCR検査を受けられます。Romaでは外国人を対象に抗体検査(IGG及びIGM双方)を行い無感染証明を出してくれる医療機関もあります。日本で困るのはなんでも日本人が実施した者でなければだめだという尊王攘夷思考の横溢です。原因の一つは世界にも極めてまれな外国語恐怖症的頭脳でしょう。厚生労働省ですか.が発表実施している水際対策を見ても現在

日本で感染増が衰えないのは外国からくる者あるいは帰国者が原因か何も考えず兎に角

こうすれば防げるんだ―――式のように見えます。日本での感染増の大きな原因は規律のない行動で一人の感染者から等比級数的に感染が拡大しているからで国内原因でしょう。EUでは現在感染が非常に懸念されているのがKroatia,Spain,Franceが主です.今回政府は10か国ほどを選んで人の往来への制限を感染状況が落ち着いているとして解除に向け

動き出しましが欧州諸国には相変わらず厳しいままです.この10か国よりEUの国のほうが防疫能力が高いのに不思議な現象です。

 

EUの旅行者入域制限緩和

EU 加盟国以外の国々からのEUへの渡航制限を緩和するとの発表がありましたがドイツは早速全て緩和ではないとの態度を表明しています。こうしたことは相互主義ですので

日本がEU内国籍者の入国を同様に認めなければ日本人の入国は拒否されます。ドイツの南東の隣国オーストリアですが昨日在日オーストリア大使館のHPを閲覧すると日本についての言及はなく中国が同様措置を講ずるなら中国人のオーストリア入国を認めるとなっていてこれに観光客が含まれるのかどうかもはっきりしていません。ドイツ同様入国できるものとしていくつかの項目が挙げられていて内容はドイツのと全く同じです。

日本人の観光先として大人気のイタリアですが昨日(7/01)領事部に照会したところ直ぐ返事が来てEUガイドラインではあるがイタリアとして何か決めるのは時期が早すぎるとしています。決まっているのは入域者には7/14までは入国後隔離を要求するがそれ以後はこの義務は解除とあります。領事部ではイタリア旅行日時が決まったらその少し前に最新の情報を問い合わせるよう要請しています。EUシェンゲン条約国はどこか一国で入国すれば加盟国間は国境検査がありませんので日本人が以前のように自由に訪欧できるまでにはかなり時間が要るのでは思われます。

中国人ですが観光地を抱える国々では価値が分かろうが分かるまいがとにかく買い物をしてくれる中国人に早く来て欲しいのかもしれません。中国はCorona発祥の地以外にも

昨日は香港の高度の自治をつぶす法令を施行しEUからも非難を浴びてますが任期満了で

交代した前ドイツ出身の委員Oettinger氏は中国との関係は更に密にする必要があると

以前と変わらぬ言うなれば媚中の態度満開です。EUとの定期協議の延期.中EU投資協定も締結される(但し近い内ですが)かどうか不明な段階ですが中国人観光客の扱いどう

なるか今後も注視です。対日本人よりも早く決着すると想像しています。日本政府は

EUの緩和政策に呼応するのか成田羽田関西3空港にPCR検査場を開設するとのことで入国者の防疫に本腰を入れ外国人が入国しやすくするのかも知れません。

EU渡航制限緩和対象国リスト発表

7月1日からEU域内へ入れる対象国のリストが発表されてます。具体的な入域可能条件は追って発表となりますがさっそくネットでは罵詈雑言が書き込まれてます。EU加盟国の中で最近クラスターが発生した国もありますが感染の状況を日本の報道機関は取材能力の問題でしょうあまり具体的には書かれていません。ドイツGuetarslohの感染は食肉処理場で発生.従業員はルーマニアブルガリアからの季節労働者が多く劣悪な居住条件を強いられていて少数の感染者から伝播して行ったようです。翻って東京で毎日50人を超す感染者が出ていますが多くが一種の性風俗が感染源ではネットで罵詈雑言を書く人達は状況もよく理解せずに書き込んでいることになります。8月に欧州旅行を考えておられる方々は感染が発生した場所が観光客が行くようなとこかどうか調べてそこに近寄らねば神経を尖らす必要はないと思います。ドイツ慣行で食肉処理場へ行く人っていないでしょう。街路での感染ではないことを理解する必要があると言う事です。この間

オーストリアSalzburgで小規模クラスター発生がありましたが感染者はロータリークラブの夕食会に参加した人たちで発生した場所はStift St.Petersという伝統的なレストランで日本人観光客で行く人はいない場所です。EUの制限解除はモウ6月11日のEU域内担当委員が発表していますから目新しい話題でもありません.それより日本側の優柔不断なやり方の方が責められるべきでしょう。日本からEU渡航し2/3週間後に帰国した人たちにはこれこれの点で協力を願う事にします(具体的に何処の都市で滞在したか滞在期間はどれくらいだったか申告しておく.帰国後居住地で帰国者接触者相談センターで抗体検査なりPCR検査を受け結果を入国空港の検疫所に知らせるなどがあります)ぐらい先立って発表しておく知恵すらないんですかと言いたくなります。

因みにコロナ禍発生時欧州諸国の対応は素早かったですが日本はどうだったですか?

欧州は黒死病などと言われた感染症に見舞われ対処してきた歴史と対処のノウハウが

あると言っていいでしょう。片や日本は慌てうろぶりが顕著で下よね。専門家会議とやらも何だか権限がるのかないのか言ってることはムニャムニャ分かりにくかっただけですよね。しかも国立感染症研究所がやんごとなき帝国大学出身官僚の天下り先としての役目が大きかったりで話にならぬ話でしょう.例えばドイツには非常に見識の高いRobert

Koch Institutという機関がありドイツのTVで見ているとわかりやすく状況をしょっちゅう発表していました。

 

検査を受けるよう要請とかがあります)

13年前のポルトガル南部Algarveでの英女児行方不明事件

モウ日本では覚ええている人もいないでしょうが上記の事件このほどドイツBraunschweg(ブラウンシュヴァイグ=Nieder Sachsen=Vokswagen社本拠のある

Wolfsburgから少し南西に下がったところにある中規模都市)の検察が43歳のドイツ人男性の取り調べを始めたことが伝えられました。これは共同通信が4日ネット上で極短く伝えています。事件はAlgarveの海岸リゾート地Praia da Luz(プライア ダ-ルシュ=光の海岸)で起きました。当時3歳だった女児Madeleine MaCannの両親が何かパーテイーでしょう留守にしている間に行方が分からなくなったのが発端です。事件発生時の現地

警察の捜査能力の低さもあって時間だけが経過し何も判明せぬまま13年も経ってしまいポルトガルの警察は捜査すら打ち切ってしまったのです。事件後両親は募金を募り私的に捜査を探偵でしょう.委託していたのですがその募金を夫妻が住宅借入の返済に流用したこともあり非難を浴びました。その後こうした事件によくあるXXで男に連れられているのが目撃された.スペインで目撃されたなどの切れ切れの話しはありましたが何も実を結びませんでした。今回何をきっかけにBraunschweigのドイツ人に嫌疑がもたれたのか

発表はありませんがこの人物には空き巣.ホテル客室への侵入.麻薬取引と言った犯歴があるそうで.実際に1995年から2007年(事件のあった年)にPraia da Luzの近くに居住していたとの発表がなされています。

 

 

TV漫画サザエさん

長谷川町子さんの漫画サザエさん今ではFUJI TVでしか見られませんがコロナ禍の影響で

新作は作って保衛できなくて初期の番組の再放送で急場をしのぐことになりました。

この件日本から航空距離で5.600マイル離れたオーストリアでニュースになりました。

オーストリア公共ラディオ/テレヴィジョン放送ORFの文字放送ニュースがこれを

伝えてまして(11/05)実にこの漫画放送が50年も続いていて世界で最も長寿の

アニメーション放送としてギネス世界記録にも登録されているとしています。

オーストリアはコロナヴィールス禍にEU加盟国内で最も早く封じ込めに成功して外出

禁止令の解除.レストランの営業再開許可と市民が普通の生活に戻れるよう施策が打たれています。外出時公共交通機関を利用する際は必ずマスクを着用することが義務付けられています。これから8月末までオーストリアの幾つもの都市で音楽(Klassikal)を中心

としいた催し物が例年開催されるのですが今年は復活祭での催し物は全て中止となり

文化担当の閣僚に準ずる方は8月いっぱいまでは多くの人が一堂に集まる催事は許可

しない方針のようです。世界的に最も有名なWiener Staatsoperは例年通りシーズン開幕

9月6/7日から2020/2021シーズンを開幕させるとしてプログラムも発表されましたが

7日開幕は少し危ないようです。