COVID-19 コロナヴィールス感染者発表の仕方

このところ欧州のTVでも日本のTV放送でもコロナヴィールス禍のニュースでもちきりです。猛威を振るっている事実から已むをえにあ事になりますが日本のラディオニュースで聞いていて気になるのが感染の伝え方です.曰く今日もxxでyy人感染者が出た

これで合計zz人が感染しています。これを受けて各自治体では住民に別に基準がある訳でもない不要不急の外出を控えろと首長が発言します。人がで出歩くことが減ると

感染が減るのは事実で結構なのすでが伝え方に一工夫が要るなの印象です。ただ感染者数が今日も増えた昨日も増えていた外へ出るなばかりでは不安をあおる効果の方が増幅され人々が落ち着いてこうしようを考える余裕をなくしてしまい特定の物品購入に駆り立ててしまうように思えます。そして何かというとその道の権威大先生が出てきて一般の人には分からないカタカナ語を連発するのもどうかと思います。

オーストリア公営放送ORFのニュースを視ていると感染状況を分かりやすく伝えているのが分かります。棒グラフで検査を受けに来た人数.その内感染が分かった人数.感染した人の内入院加療が必要な人数その内重症で集中治療が必要な人数が示されます.これだと権威大先生が喋るのを聞いているより一覧性があり現在そういう状況なのかが把握しやすいです。これは一本の縦棒に色分けで示されます。日本の新聞では現在の感染者数.死亡者数.退院できた人数が掲載されてますがどのくらいの人が現在治療を受けているのかわかりません.感染しても免疫力の強弱で必ずしも発症するわけではないので

無用の恐怖心を植え付けることの無い方法で伝えることを考えてはと思っています。

それと感染経路の伝え方が重要と思います.医療従事者に感染が多いのはそうならざるを得ないのでお気の毒な気がします.一つの施設内で感染数が増えるのは素早く対処できるので好いのですが所謂市中感染が恐怖心を起こさす訳で検査を受ける方々は直近一週間ぐらいの行動を簡単にメモして持参してもらうようなことを考えてはどうかと思います。