COVID-19を巡って

日本でも東京で急に感染者が増ええたことで緊急事態宣言が出されるようですが

欧州では罰則を伴った地域封鎖が続いています。。その甲斐あってか感染者増加

速度と感染者数は横這い或いは減少が見られるようになりました。

オーストリアではAnschober(アンショーバー)保健相がかすかながらもトンネルの

出口が伺える復活祭明けには(何故これが選ばれたのか市民はポカーンですが)

小規模な電子電機商品の店や玩具店は営業再開できるようにし徐々に大規模小売店の開店営業を認めていくと話してました。大規模小売店(いわゆる総合スーパー的なもの)

では通常通り営業してましたが小売店で扱う商品も販売しているわけで小売店は営業

休止を余儀なくされている中なぜ総合スーパーで日用品を売るのが認められるのだと

抗議の声が上がりスーパー側は食品や家庭用の洗剤などしか販売しない処置をとりました。そんな中でS.Kurz首相がオーストリア人の自由な旅行は予防接種を受けていたり

治療用薬品を服用してない場合自由な旅行は認めないと突然TV番組か何かで発表し

ました.驚いたのは一般市民に非政権党の議員たちで予防接種のワクチンなんてまだ何も

完成していない早くても2021年だろうそれまで家でジットシトレとでもいうのかと怒り出しました。政府ではホイシモタで全般的な旅行制限は致しませんと釈明に追われました。この件では6月にEU加盟国間で協議が持たれる予定です。オーストリアも感染拡大で例えば外出規制では従わぬ場合は罰則があり罰金支払いや起訴もあります。どこの

国でも静かにしているのが嫌いな人はいるもので外出規制で道路も走る車もいないことから夜更けの広く直線の道路でカーレースもどきを始める輩も居る訳で警察が一斉

取り締まりを行いました。一方外食ではレストランは締めてますが所謂TakeOutは認められてますのでレストラン側は十分ではないにしても細々ながら営業できるわけです。

品物受け渡しは人同士の間隔を1,8m以上空けろとされているので外に台を出し料理を

プラスティック容器に入れそこに置き客はそこへ代金を置き持って帰ることになります。現在プラスティックによる環境汚染破壊が問題視され使用を減らすのが欧州で大きな流れですがこのTakeoutでは当然プラスティック容器と袋が使用されることになり皮肉な事態となりました。(06/04/'20)