イタリア航空会社ALITALIA

何時も何か感染症の生誕地となり偉大なる中国.17年前には世界中を恐怖に陥れたSARSが在り今回はCoronavirsu禍が世界中に広まってしまいました。欧州では中国礼賛教が

力強く跋扈していたドイツとイタリアで最初に感染発症者が見つかりました。この

疫病の拡散で航空会社.特に国際線就航が主たる事業(欧州各国は国内線と言っても

規模は知れたもんです)としている会社は非常な痛手を受けています。このヴィールス禍がなくても存続が危ぶまれていたのはイタリアのAlitalia航空です。この2年間ほどの間イタリア政府はここを引き取って厚生させてくれる投資者を募集していたのですが

結果はZeroでした。政府はついに国有化を進める事にしました。国有化されると会社規模は大きく縮小され保有機材は50機迄減らされ.したがって人員も大幅に縮小されます。

イタリアは第二次欧州大戦後な長らく社会民主主義政府が続いたこともあり労働組合

(産業別組合でその上部団体は綺羅星の如く一杯あります)の力が強くストライキの絶え間がなくAlitalia航空もその被害者の一人と言えなくもないのです。従い国有化推進には

早くも労働組合側から強い反発が出ていて従業員の削減断固反対です.しかし保有機材が

50機にまで減ると従業員数の激減は不可避でそれストだやれストだーーーで会社の経営状態はさっらに悪化して国有化が決まって時点でもう存続不可能な状況に落ちてしまうかもしれません。