COVID-19と欧州夏の音楽催事

コロナヴィールス感染は感染源中国(の言う事なので.終息したとの信頼性は???ですが)からその中心が欧米(日本の状況は政府発表を妄信していいかどうかこれも???)へ移行しているのが現状ですが.この感染拡大の影響で欧州における重要な音楽催事の行方にも影響が出ています。

オーストリアTirolのErlという極めて小さい街で催される古楽を中心とした音楽会は

中止されることに

ドイツBayreuth(バイロイト)のWagner の楽劇のみを公演するBayreuther Wagner

Festspieleも今年は開催されず来年に持ち越しで今年の入場券を購入済みの方はその

切符を返却しないで保持しておくと来年その儘使用できます

オーストリアSalzburg(ザルツブルグ)で世界的にも非常に有名なOsterfestpiele(復活祭

音楽祭)は中止.切符は払い戻されます。これは名指揮者H.von KarajanがBerliner Phil-

harmonisches Orchesterの指揮者だった時代に上記のバイロイトワグナー音楽祭に対抗して故郷Salzburgで始めた音楽祭です。

カトリックの世界では復活祭(の月曜日)が終了して第7番目の日曜日に始まる(権威大先生がつけた舌を噛みそうな名前で言うと〉聖霊降臨祭(漢字の呪いに縛らて難しい

漢字が並びますが神の御霊がこの世に戻る日と言ってもばちは当たらないのですが)の

音楽祭は実施されるかどうか4月15日までに決定されます。この音楽祭の芸術監督は

イタリアの名MezzoSopranoのCecilia Bartoliさんで自身も出演します.以前は同じく

イタリアの名指揮者RiccardoMurti氏が芸術監督でしたが人気が出なかったのですが

Bartoliさんに交代後非常に人気が高まりました。開催地はSalzburgです。

最後に世界の音楽祭中の音楽祭と位置付けられるSalzburger Festspiele(毎年7/8月開催)(これも権威大先生が音楽祭と名付けた結果日本では音楽祭なる名称が定着してしまったのですがて演劇も非常に重要な位置を占めてるのです.開幕そのものが有名な劇

Jedermanで始まりJedermanで終わり詩の朗読会もあります)今年の開催期間は

7月18日から8月30日迄ですが開催されるかどうか遅くとも5月30日迄に決まるとなっています。

開催されるかどうかの決定はInternetでも発表されますので興味のある方は

犬作語や賢作語で検索できます。言語はとりあえずドイツ語と英語で現在は表示されてますが決定が行われるとこれにフランス語イタリア語が加わると思います。検索には

(ドイツ語)CORNOAVIRUS UND SALZBURGER FESTSPIELE 2020

  (英語)  CORONAVIRUS AND SALZBURG SUMMER FESTIVAL 2020

間違っても日本だけでしか通じないUILUSU(ウイルス)なる語は使わぬことが重要です.

 

COVID-19 コロナヴィールス

欧米日本ともども毎日のニュースはこのヴィールス禍が主題となっています。一説に

よると気温が上がり紫外線が強くなるとヴィールスの活動は下降するかヴィールスその物が死滅するそうです.3月20日から天文学的には春ですが気温がまだ落ち着かず上下が

激しいです。ドイツ.フランス.オーストリア.イタリアなど外出制限/禁止などの措置は

期限を復活際が終わる(今年は)4月13日を解除の目途としていたのはここにあるのでしょう.しかし感染拡大の状況は春だ春だと言っておれる状況ではないので措置は延長されていきます。欧州で最もこのヴィールス禍の被害が深刻なイタリアでは政府発表では

感染者の数が漸減して行ってるそうですがすでに感染し治療を受けていた高齢の方々が

痛ましい状況で旅立つ状況は変わっていません。欧州では著名人の感染が報じられ隔離の結果(自分で自分に課したのを含め)陰性になったニュースが散見されます。まず

ドイツのメルケル首相がおられますが首相の余りの向中国外交で多数の中国人(観光客も

さりながら)の来独も多岐にわたっていました。ドイツで感染が初めて報じられたのは

1月27日Bayern州でした。感染が見つかった場所はMuenchenから南西方向になる

Starnbergという小都市でここにWepscoという自動車部品や構成品を製造する企業があり折しも技術研修か製品の打ち合わせ会があったのでしょう中国人と会社従業員との

密な接触がありドイツ人が感染し次々とこの会社従業員に広がりました。この会社

の製品は在中国独自動車組み立て企業に販売されていまして中国人の往来が盛んなのは自明の事だったわけです.偶々来訪していた中国人の中に発症はしていない(免疫力か潜伏期間中だったかは不明)人がいて感染源となったのでしょう。ドイツで感染が分かってから在独あるいは訪独中の日本人が嫌がらせを受けたことが報じられました(彼らに取りアジアのどこの国の人か識別は至難でしょうが)。日本人でドイツ語が流暢な人は

そうはいないらしいですが在住していて4言葉が理解できて27日のBR(バイエルン放送局)のニュースを視聴していたらドイツ人による言われなき嫌がらせにあなた方の過度の中国礼賛の結果がWepsco社での感染に現れているではないかと反論できるのですが日本人の外国語下手はやはり不利です.欧州のどこの国のニュースも感染源は中国ウーハンとはっきり言っているのですから。ほかに日本でもよく知られているドイツの名バイオリニストAnne-Sophie Mutter(日本ではムタームターと間違い読みをしてますがムッターと撥音便になり母親の意味を持つ単語でもあります)女史も感染し自発隔離中.更に

オペラフアンアナら皆知っているスペインのテノール歌手Placido Domingo氏も感染し

現在は陰性となりました。オーストリアではMEZ(ドイツ語圏ではこの中部欧州時間

と表現されることが多いのですが)水曜日からスーパーマーケット入り口で買い物客に

マスクが無料で手渡されます。目的は従業員を.特に.支払い場所.客の呼吸や咳による

ヴィールスを持っているかもしれないしぶきから守る為です。このマスク連日オーストリア航空の大型旅客機の座席を取り払った機内に中国から積み込んで持ち込まれて

います。勿論マスクはFP2とかFP3とか防疫用(医療従事者向け)部類の物ではなく単なるしぶきが飛ぶのを防ぐのが目的です。

 

 

 

COVID-19 コロナヴィールス感染者発表の仕方

このところ欧州のTVでも日本のTV放送でもコロナヴィールス禍のニュースでもちきりです。猛威を振るっている事実から已むをえにあ事になりますが日本のラディオニュースで聞いていて気になるのが感染の伝え方です.曰く今日もxxでyy人感染者が出た

これで合計zz人が感染しています。これを受けて各自治体では住民に別に基準がある訳でもない不要不急の外出を控えろと首長が発言します。人がで出歩くことが減ると

感染が減るのは事実で結構なのすでが伝え方に一工夫が要るなの印象です。ただ感染者数が今日も増えた昨日も増えていた外へ出るなばかりでは不安をあおる効果の方が増幅され人々が落ち着いてこうしようを考える余裕をなくしてしまい特定の物品購入に駆り立ててしまうように思えます。そして何かというとその道の権威大先生が出てきて一般の人には分からないカタカナ語を連発するのもどうかと思います。

オーストリア公営放送ORFのニュースを視ていると感染状況を分かりやすく伝えているのが分かります。棒グラフで検査を受けに来た人数.その内感染が分かった人数.感染した人の内入院加療が必要な人数その内重症で集中治療が必要な人数が示されます.これだと権威大先生が喋るのを聞いているより一覧性があり現在そういう状況なのかが把握しやすいです。これは一本の縦棒に色分けで示されます。日本の新聞では現在の感染者数.死亡者数.退院できた人数が掲載されてますがどのくらいの人が現在治療を受けているのかわかりません.感染しても免疫力の強弱で必ずしも発症するわけではないので

無用の恐怖心を植え付けることの無い方法で伝えることを考えてはと思っています。

それと感染経路の伝え方が重要と思います.医療従事者に感染が多いのはそうならざるを得ないのでお気の毒な気がします.一つの施設内で感染数が増えるのは素早く対処できるので好いのですが所謂市中感染が恐怖心を起こさす訳で検査を受ける方々は直近一週間ぐらいの行動を簡単にメモして持参してもらうようなことを考えてはどうかと思います。

COVID-19 見えない出口と胸打つ光景

コロナヴィールス禍世界で感染者(すべての感染者が発症するわけではないものの)は既ににその総数は600千人を超える状況になっています。イタリア公営TVRAI

の伝えるところでは最も感染拡大が急速で大きかったLombardia(ロンバルディーア)

地方で感染の速度と感染者数増が少しずつ遅くなっているとのことですが出口が見えてきた言う水準ではありません。イタリアでは感染拡大防止にさらなる措置が発表されまして国内旅行をする場合行く先.旅行目的.移動手段.滞在する施設.連絡手段を(多分警察でしょう)届け出ないといけなくなりました。きわめて厳しい外出制限が実施されていることから地方自治体では多分病弱や高齢で身体を動かし認められている食料医薬品医療用品など購入のための外出が意のままに出来ない人たちを対象でしょうこうした生活

必需品を包みにして必要とする家庭に配布することになりました。これは政府の決定です。

ここで知っておいて頂きたいことがあります.日本ではラディオや印刷された報道手段で

イタリアのxx市ではと言った表現が常に取られますがイタリアに限らずヨーロッパの大概の国では人口規模により自治体を市町村と規定する概念は存在しません。イタリアでは憲法第1条でイタリアは国体を共和国とすると定め第5項第114条で共和国はRegione,

ProvinciaそしてComuneに分けられると定めています。もう50年くらいは前になりますか人口29人のComuneがありました。これで一つの自治体だったのです。ヨーロッパへ

行ってそもそもここxx市ではと日本を持ち込んでも話が通じなくなります。

コロナ禍ヨーロッパでイタリアに次ぎ感染者の多い国がスペインです。ここでも死者

の数は増え続けていますが厳しい外出規制と人々が集まることを禁じる命令で教会で

家族近親者が死者を神の国へ送り届けるという人生最後の儀式すら執り行えなくなっています。スペインのTVで放映された画像では霊柩車に乗せられ墓地ついても家族もいない中その死者が属していた教会の司祭が唯一人それを出迎え車の後ろ扉が開かれ棺が

すこし外に出されるとそれに向かって祈りを捧げ深々と頭を下げる姿は誠に胸を打つ

物がありました。

 

COVID..-19(コロナヴィールス)の破壊力.政府が崩壊

COVID-19 は今や国境なきヴィールスとなってしまいました。このヴィールス禍で欧州で一番新しい国で政府がつぶれました.旧ユーゴ―スラヴィア(南スラヴ人の国の意味)連邦が解体していく中でいくつかの独立国が生まれました。全て連邦の中での共和国が独立国となったのですが最後の紛争でまだ完全に解決していないのが

セルビアコソヴォ間の問題です。今回のコロナヴィールス禍で欧州で一番新しい国

コソヴォで成立してまだ一か月も経っていないと思いますが.すったもんだの末やっと

出来たAlbin Kurti氏を首相とする新政府がコロナヴィールスにどう対処するかで閣内で

対立が生まれ首相が辞任しました。この内陸国での感染経路は分かりませんが感染者が出たのか出る前の予防手段として論議があったのかわかりませんが国境閉鎖と感染を

疑われる人を隔離すべしと主張する内務大臣とこれに反対する首相の対立が首相辞任に

発展して成立後日も浅い(むしろ浅すぎた)政府があえなく崩壊したのでした。変な

表現にはなりますがこのヴィールスの破壊力はここまで来たかと言う事です。

(政府崩壊のニュース源=25/03付スイス紙Nuer Zeurcher Zeitung電子版)

このヴィールス蔓延のなかで欧州各国は感染拡大防止で厳しい措置を講じてますが

ドイツTVが放映する国会の様子で人が対面する場合間隔は1米以上にするという規定で議員席は議員間の距離が大きく開けられなんだか議場が閑散として国会議員達

は議会を欠席してるのかなあみたいに見えます。議員が発言の為原稿を置く台も一議員の発言が終わるとすぐさま議事堂の職員が除菌消毒剤をしみこませた布で台を拭くという徹底ぶりです。

このヴィールス禍で世界中の航空会社が運航を取りやめ航空機は空港で駐機したままになってます.もうすぐ欧州は夏時間に切替わり季節便でWine /成田間を運航するAUA=

オーストリア航空も日本便に限らず定期便の運航を13/4(復活祭最後の日))まで

休止することになってまして日本には飛んでこないことになってますがAUAはオーストリア政府の負担で旅客の代わりに中国から医療用マスク運搬航空になっています。

オーストリア公営放送ORFの言う所では更にマスク便は増便されるんだそうです。

 

 

 

COVID-19(コロナヴィールス)

昨日東京都で一気に40人の感染が分かったことから小池知事は東京という都市を閉鎖する(人の出入りが制限される)可能性もあると突然発表したことが論議を呼んでいます。この都市の封鎖はすでにヨーロッパで行われていますので都知事としては「オーソージャコレジャコレジャ」とばかり発表したのか唐突感は否定できません。発表に先立ち少なくとも下記のようなことを決めておかないと住民にいたずらに恐怖感を与え混乱を与えます。

ー住民が外出できる時間帯と移動してよい距離

ー外出の目的(食料品、医薬品.医療用品.健康維持のための小規模運動=人と犬の散歩

人の移動を制限する際行政として行うべきことを都知事は決めておいて発表したのか聊か疑問なのですが現在日常生活での物品の補給は食品だとスーパーマーケット.処方箋不要の医薬品はドラッグストア―(Parapharmacy).日用品は100均とかホームセンター

という型になってます。例えばスーパーマーケットでは支払いに従事される方々は店舗の近所に居住していて徒歩或いは自転車で通勤は可能ですが店内で商品を棚に補充したり.荷捌きをしたり店舗内を清掃したりする方々はバスや電車で通勤の方が大方と思います.こうした方々の移動手段はどうするのか.スーパーマーケットの営業時間を決める.恐怖感から一気に買い物に走る日本人によくある行動様式をどう統制するか.多々

あります.都知事は何をどこまで熟考して件の発言をしたのか詳細にわたり説明しなおす

べきではないでしょうか。COVID-19ではデマ(今日SNSなどでデマ拡散の速度は

非常に高い)でトイレットペーパーに代表される日常の衛生紙製品.マスク(どのような

用途に適したマスクなのかの説明など皆無のまま)などが買い占められたり更に悪質なそれをInternetを通じ転売が行われたりこのような現象を防止する具体策を都民に周知させておく.更に封鎖宣言が発表される前に置かれる期間とその期間中に行政機関として都民にこれこれを行うと言った具体的な生活指針.はたまたヴィールス禍を利用した

詐欺とか偽医薬品/医療品はこうして防止すると言った安全感創出のための方針発表

色々考えられます。都知事は自分の発表は発言する前にその内容を熟考すべきでした。

コロナヴィールスワクチン開発

日本時間午前9時半ですがオーストリア国営ラヂオテレヴィジョンORFの文字放送経済記事のページで大阪大学と製薬会社ANGESがコロナヴィールスORFのワクチン開発に

成功し動物実験が開始されることが伝えられました。これは日本の報道機関がすでに

国内では伝えてましたがヨーロッパでこれを記事にしたのはORFが初めてではないかと思おいますし。オーストリアでは日本の事を伝えるのは好意的な内容が多いです.

イタリアの報道でもお内示傾向が見られます。余談ですがこの開発成功でANGESの株価が17%上昇したと書かれています。

イタリアに於けるコロナ禍は重大な局面にあるのですがイタリア経済の中心地である

ミラーノからすこし北東方向へ行ったと所の小都市Bergamo(ベルガモ)では状況は深刻で亡くなった方も非常にい多いことが欧州のTVで連日報道されますが自治体当局

では遺体の収容能力を超える死者の数でついに軍隊が遺体収容の任に当たることになり

作業はすでに始まっています。次に出てきた問題は火葬場の遺体処理能力です。

Bergamoの火葬場では処理しきれなくなっていてイタリア公共放送RIAは遺体を乗せた

軍のトラック(荷台にはきちんと幌がつけてあります)が火葬場を求めてあちこちへ移動して行く様子を放映していました。遺体を収める棺の製造も大変なようで中には遺体が

遺体袋に入れざるを得ない場面もありました。

書き出しにあるORF文字放送原文で読みたい方は検索語www.teletext.orfで検索してください。